小川山のマルチ:セレクションとレモンルート
先週末3年ぶり小川山へ行ってきた。石川のめっこ山岳会の3人といつものMさんと一緒に、金沢から金曜日遅く出発し、夜の一時頃到着。Sさんはずっと運転してくれて、少しだけ宴会で素敵な週末が始まる。
めっこのクラインバーはショートルートへ向かって、Mさんとマルチをすると決めた:屋根岩二峰の「セレクション」と屋根岩三峰の南稜レモンルート。
あまり寝ていないのに、なんとなく朝の6時起きて、寝惚けに朝食を食って、取り付き点へ揺れ歩いた。どうやってそこに着いたのは、全く覚えていない。でも、岩場を見ると、さっと目が覚めて、前の3人のパーティーを追い越すためすぐクライミングのスタート。左から入って、2ピッチ目のスラブを登っているMさん;
3ピッチ目のチムニーでリードするMさんは怖がってザックを置いていた。その後僕はザックを2つ運んで登り上げた。いい練習だった。4ピッチ目は最初少し木登りしてから、クラックを登って簡単なスラブに入る。そこから僕らは直接登って、急に山頂に出た。へっ?トラバースはどこ行った?最後のビレー点へ懸垂下降して、トラバースに入った:
トラバースが怖くても、そんなに難しくなかった。本当のチェレンジはトラバースからビレー点までの狭狭いクラック:腹這う事なんだけど、僕は入れる?やっと出来て、Mさんも最初ちょっとビックリしてから、腹這って来た。
二回目山上に着いたとたん、天気は悪くて、雨が降るところだったから、僕はバク転で降りたかったけど、Mさんは一人で降りる事を怖げだったから、やめた。
やめたけど、やった方がいいかもしれない。懸垂下降の時雨より土砂降りが始まった。約30分間ずっとずっと雨が川みたいに降っていた。アホの僕は防水上着を持っていなかった(だった、表二本へのクライミング、絶対に雨が降らないでしょう!石川じゃないから!)から、ツェルトを被ったまま待っていた。
テント場に戻って、靴もザックも全部ベチャベチャだった。その上テントの中も水が入って、超嬉しい感じだった。よかったのは、めっこの友人はでかいシートを這ってくれた。ちょっと機嫌悪くてシートの下に物干しの時、いい事を見つけた:ハーネスの中に隠された青鬼ビール。最高!
それでなが〜〜〜〜い宴会が始まった。他の友人も参加したり、めっこの沢プロは素晴らしい焚火をかけたり、いろんなビール・ワイン・日本酒等を飲んだり、おつまみと晩御飯を食べたりした。最後にテントに入れない程酔っぱらって、外で寝ていた。(笑)
日曜日の朝また寝惚けに屋根岩三峰の南稜レモンルートの取り付き点へ揺れ歩いたけど、今回は超迷って、2時間くらいかかっていた。そうしても、僕らは最初のパーティーだった。よかった。Mさんは1ピッチ目をひゅーっと登って消えたけど、僕はまた靴を探していた。
レモンルートの核心のトラバース(又?)の写真がないけど、難しいより空中だったから、ちょっと怖かった。最後のヘッドウオールは一番楽しかった。ナチプロの2ピッチが5.9と言われたけど、5.8か5.7じゃないと思っていた。
山上で少しゆっくりしてから、また懸垂下降した。
また朝の11時だったから、取り付き点の隣の「JMCCルート」(5.9)を登ってから、テントに戻った。
皆さん、楽しい週末だった。ありがとうございます!又小川山へ行きたい、出来れば雨なし!