シエーナのパーリオ

何年間イタリアのトスカーナのシエーナに住んでいた僕に対して、7月2日は特別の日だ。パーリオの日!この日とこの日の周りの何ヶ月、シエーナに住んでいる人は考えがたった一つがある:世界の一番綺麗なカンポ広場で行われている「Il Palio」(イル・パーリオ)!

Racing for glory

シエーナは17コントラーダ「contrada」という地区に分けている。一年の二回行われているこの競馬にいつも10コントラーダが出る。どの馬がどのコントラーダの為走る事を抽選で決められているけど、コントラーダは一番上手なジョッキーを募集できる。

パーリオの競馬の歴史が長い。12世紀から行われているけど、今の形で1656からのだ。パーリオの競馬の規則が多くて、複雑だ。何月前やり取りが始まって、お金を集めたり、いいジョッキーを探したり、準備する。7月2日(と8月16日)の朝から、違う、前の一週間からずっと最後の準備をやられている:イタリア人なので、第一のは、もちろん、毎晩宴会!

競馬のカンポ広場は貝の形でシエーナの市役所の前の広場だ。毎日観光客もシエーナ人もそこに集まったり、遊んだり、食べたり、飲んだり(たくさん!)、朝までパーティーしたり、こころの近い場所を楽しんでいる。僕も大体毎晩カンポ広場で時間を過ごしていた。

Il_campo_view_from_torre

パーリオの競馬の時、真ん中で何万人も立って観察する。馬は狭くて、急なカーブが4つの外側の周辺に走っている。本当の競馬は午後なのに、朝からカンポ広場が忙しい:一番競走路の近い場所に立ちたい人は垣のとなりに飲食物を持って待ちながら、周辺の上に置いた砂で作った競走路の最後のチェックを見てスタートを待っている。午後の2時頃から、カンポ広場に入れないくらい混んでいる。なぜなら真ん中の入場料がない、無料だ!

競馬の前長い分列行進がある。最初警察みたいな四人は一周を走っている。これは公式的なスタートだ。

Open race

その後中世の仮装でコントラーダの旗と他のギルドの人をゆっくり一周する。

Parade of the contrade

生まれた場所によってコントラーダの会員を決められている。引っ越ししても、コントラーダ員性が変わらない。パーリオの時よく家族か友達が分けて、各自のコントラーダに移動してパーリオの後までに別々に住んでいる。カンポ広場の中もコントラーダに分けて、旗を振ったり、大声で応援したり、一緒にパーティーしたり、するコントラディオーロが多い。

The Piazza del Campo is filled

分列行進の最後に馬とジョッキーが入場する。この競馬の一つの特色はサドルがない競馬!ジョッキーが直接馬に乗って簡単な馬具だけで走らなきゃいけない。

Competitors enter the Piazza

特に2つのカーブが危ないから、よくジョッキーが落ちている。落ちても、ジョッキーがない馬が最後まで走ったら、勝つ可能性がある。基本的にジョッキーが大事じゃなくて、馬だけが大事だと思われている。

Dangerous race - one rider falls

3回カンポ広場を回ってからおしまいだ。この競馬は90秒くらいかかる。終わった途端、優勝したコントラーダ人は競走路に入って、馬とジョッキーに向かっている。顔の上に幸せ、ありえない感じ、狂喜が現れている。

They have won! Unmeasurable joy!

実は、「パーリオ」という事は競馬じゃなくて、競馬で優勝したコントラーダがもらう旗だ。毎年芸術家に新しく作られている旗だ。競馬のすぐ後この旗を取って、カンポ広場の一周して、コントラーダの教会まで運んで回っている。

Taking down the Palio

シエーナに住んでいない人は、この深い狂喜を理解が出来ないかもしれないけど、コントラーダ人を見ると、狂喜の感じを少し伝われている。

Happiness is everywhere - but only in the winning contrada

旗、馬、ジョッキー、と全てのコントラーダ人は皆一緒にコントラーダ教会に入って、聖母に感謝を申し上げる。その後、宴会、永遠に!

Celebrating the win in the church of the contrada, with horse.

今日のパーリオの日、僕のあの2年半そこに住んでいた思い出が溢れている。もし自分のこれまでの人生の中に一番いい時間だったかもしれない。シエーナの友人と一緒にこの日を祝いたい、一緒に応援したり、一緒に幸せで叫んだり、一緒にがっかりの涙を流したり、一緒に翌朝まで宴会したり、したい。

シエーナの友人にいつでもどこでも感謝している。彼らのお陰でこの素晴らしい場所は僕の「Heimat」になった。今もそのとおりに思っている。ありがとう。いつか又一緒にパーリオの日にしましょう。

他の写真を「Palio di Siena 2008」の写真ギャラリーを見てください。この写真は僕と「Filippo Galluzzi」に撮られた。彼は本当に素晴らしい写真家だ。景色、結婚等、彼が天才だ。

2 Responses

  1. Repu says:

    イタリアは古い文化をとっても大切にしていますね。街並みも本当にキレイです。
    古いものを大切にする心、日本人も見習わなくては。

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